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AEDとは
最終更新日:2015年1月30日
AEDとはAutomatedExternalDefibrillator(自動体外式除細動器)の頭文字を並べたもので、医学的に試験を繰り返し、除細動器としての安全性と有効性が確認された器機です。
AEDの電源を入れると、音声で操作手順、方法が指示され、救助者はそれに従った取り扱いを行うことにより、除細動を実施することができます。また、AED自体がセルフチェック機能を有し、電源(バッテリー)も約5年間の寿命となっています。
救助者は傷病者の胸に電極パッドを装着し、音声指示に従ってAEDを取り扱うだけで、心電図読解をはじめとする医学的知識がなくても、自動的に除細動の適応か否かを判断してくれます。つまり、救助者はAEDが除細動の指示を出した時のみ、通電のボタンを押せば良い仕組みになっています。
AEDは精巧で操作しやすい器械であることから、欧米では多数の公共施設に設置されて、訓練をうけた市民による除細動が成功しています。
これに習って日本でも平成16年7月から、市民による除細動ができるようになりました。
津島市でも高校、公共施設に設置されており、今後も設置する施設は増え、市民による除細動を行う機会は多くなります。
これまで一次救命処置は心肺蘇生法のみでしたが、心肺蘇生法にAEDを組み合わせたものになりました。普通救命講習もそのような内容を踏まえて、年4回実施しています。
心臓の細動をのぞくもので、音声に従い簡易的に操作できます
心臓の細動をのぞくもので、音声に従い簡易的に操作できます