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第4回津島市協働のルール策定委員会の開催結果について
最終更新日:2022年7月4日
平成25年12月17日に津島市役所4階大会議室において、第4回津島市協働のルール策定委員会(以下、「委員会」という。)が開催されましたので、その概要をお知らせいたします。
1.グループワーク
「津島市がより良くなるために今一番必要なものは?」をテーマにグループワーク
2.発表
各グループの発表。
(Bグループ)
- 事業名は、「食文化を通してのおもてなし」
- 事業目的・内容は、人が集まることで津島市の活性化を図る。
- 各主体の役割は、行政は、PRや協賛金あつめ、各団体からの無償提供のお願い。市民活動団体は、調理。地域団体は、設営。事業者には、協賛や資材提供をお願いしたい。
- 留意する点としては、各団体の報告・連絡・相談を徹底して情報を共有する。みんなが知っていて一部だけが知らないということはしたくない。
- 参加者自らが楽しんで参加することが一番大事であると思う。
(Cグループ)
- 事業名は「ちえのわ」
- 事業目的は、異世代・世代間交流を通してつながり力を向上させる。特技を教えることで満足感が育つ。つながりをつくることで街が活性化するのではないか?
- 内容は、「教え返し」お互いの知識を教えあう。きっかけ作りは行うが、教えあう知識は当事者同士で企画する。
- 短期間では育たないので、継続性を持たせる。
- 場所は限定しない。
- 各種団体の協力は必須。
- 地域団体、行政が主体となる。
- 地域団体からは、人集め。家に閉じこもっている人材を引っ張りだして欲しい。
- 行政は、物・場所・資金。資金の確保は、長期になれば必ず確保しておかないといけない。
(Dグループ)
- 事業名は「つし丸ビュッフェ」
- 団体・個人が交流できる「交流スペース」や、団体情報の集約、管理、マッチング機能などもある、いろんなものがつまめるビュッフェのようなものにしたい。
- 津島は、伝統文化などはあるが若さがない。世代間、地域間の溝などがあるのではないかとの意見があったので、色々なものをつなげていきたい。
- 情報が集まり、発信し、団体同士が交流する。交流することで、新しいことが生まれるのではないか。
- 市民活動団体は、情報の提供、協力、人材提供などの役割を担えると良い。自分の団体のみのメリットを追うのではなく。「みんなで協力する」という気持ちが一番必要。
- 地域団体は、情報・人材の提供の役割を担えると良い。地域の行事は毎年同じ事をすることが多い、時代に即するよう、マンネリ化しないようにする事がポイント。
- 事業者には、情報提供、協賛をお願いしたい。ケーブルテレビや新聞社などにも協力をお願いしたい。メリットが無いと協働しにくいので、仕組みづくりが必要。
- 行政には、情報提供・発信、スペースなどのハード提供、情報がたくさん集まるので、セキュリティ面や監査もお願いしたい。また、一参加団体として参加していただきたい。
- 若い力で、年代や地域を越えて活躍して欲しい。ビュッフェのスタッフや、ホームページの更新などお願いしたいが、長続きしないかも知れないという不安もある。長く続けていただけるような環境づくりが必要。
- 全ての団体が協力し合うことが一番必要。
(Aグループ)
- 事業名は「つなげようありがとうの輪」
- ありがとう、ごめんなさいを言えるつながりを作りたい。
- 人のつながりを作るためには、拠点が必要ではないか。
- みんなで子どもたちを育てたい。そのために、お年寄りが家から出てきて、助け合えると良い。
- 町にどのような人たちがいるか把握し、つなげていく。
- 市民活動団体は、人集めのイベントをしたり、PR活動、情報提供・収集、リーダー養成・育成、知恵者を集めるなどの役割を担う。
- 地域団体は、PR活動、情報提供・収集、地域ニーズをまとめるなどの役割を担う。
- 事業者は、場所・人の提供、共同企画、資源・費用の提供、協賛などの役割を担う。
- 行政は、広報・情報提供、アドバイザー、拠点整備・費用支援などの役割を担う。
- その他(社会福祉協議会など)は、ボランティア保険加入、相談などの役割を担う。
- 留意するポイントは、個人情報の取り扱い、リーダーが特定の人に偏らないようにすること。
- 事業を成功させるポイントは、地域ニーズの把握。
3.講評(四日市大学:松井教授)
- 各グループ共通していたのが「地域の中のつながり」である。昔はあった絆が薄れてきていて、それをつなごうとする内容が多かったように感じた。
- つながりを作ることで街が良くなると多くの方が感じていて、住民の方自身ができると感じていることが心強い。
- これからの時代を切り開く力を感じた。
- 協働をする上で、このような市民の力が期待される。
- Aグループについて、社会運動になりうるもので、現実として可能になると思う。
- Bグループについて、外向きのおもてなしではあるが、自分たちが楽しむ。また、様々な主体が情報を共有するということは、協働の重要なポイントである。団体内部での情報共有も難しいところである。
- Cグループについて、大きなイベントや大きな拠点ではなく、小さな場、つながりを作っていく。離れたところに作らないということも一つの視点である。誰がこれを進めるか、また、事業所、退職された方のノウハウを生かすことも教える中身として付け加えても良いかと思う。
- Dグループについて、大きな核をみんなで作るという役割と、小さな核を作り縦走することが必要になるかと思う。誰がつなぐのかということが大変重要である。つなぎ役を明確化することで現実化できるかとは思う。若い力が入るとあるが、生活もかかってくるので、同時に多くの人が働けなくても、働ける拠点と考えても良いかと思う。
4.その他
次回は、平成26年1月20日(月曜)午後1時30分から市役所4階大会議室にて開催する。