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津島の下水終末処理場の働き
最終更新日:2015年1月30日
津島の下水道
下水終末処理場の働き
処理場は下水道の心臓部にあたり、市内(処理区域内)より下水管によって送られてきた汚水中の物質を、生物化学的な方法(微生物の働きで分解)で浄化して日光川に放流します。
下水終末処理場
(1)沈砂池・ポンプ室 | (2)最初沈殿池 | (3)反応槽 | (4)最終沈殿池 | (5)塩素混和池・放流ポンプ | (6)汚泥濃縮タンク |
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下水管から流入してきた下水をゆるやかに流して土砂類を沈め、沈砂除去設備によって取り除きます。また浮いている大きなゴミはスクリーンで自動的に取り除きます。 | 沈砂池からポンプで送られてきた下水を約3時間ほどかかってゆるやかに流します。この間に沈殿しやすいドロなどの固形物を沈殿させ、かきまぜて濃縮槽に送ります。 | 下水に活性汚泥(好気性微生物を多量に含んだドロ)を約30%加え、酸素を吹き込んで約8時間ばっ気します。この間に微生物は下水中の汚物を食物として繁殖し、汚物はふわふわした海綿状になって沈殿しやすくなります。 | 海綿状になった活性汚泥は池の底に沈み、きれいな上澄みの水は塩素混和池に、活性反応槽へ返送汚泥として、余分な汚泥は最初沈殿池の汚泥と共に、濃縮槽に送ります。 | 最終沈殿池より送られてくるきれいになった上澄みの水をこの池で塩素滅菌し、ポンプで日光川へ放流します。 | 最初沈殿池および最終沈殿池で発生した生汚泥、余剰汚泥がこのタンクに送りこまれ約14時間静置させその体積を大幅に減少させます。 |
(7)消化タンク | (8)ガスタンク | (9)汚泥貯留槽 | (10)汚泥脱水設備 | (11)雨水滞水池 | |
濃縮された汚泥は多量の有機物を含んでいるので密閉したこのタンクに送りこまれ、約20日間温度を30℃~35℃にあげ攪拌して有機物を分解させ、メタンなどのガスを取り安定した汚泥にします。 | 消化タンク内で発生したメタンガスは蒸気ボイラーの燃料として利用し、硫化物を脱硫塔で取り除きガスタンクに貯えられます。 | 消化タンク内で安定した汚泥を引抜き、この槽にいったん貯留します。 | 濃縮汚泥は薬品混和槽で薬品を加え脱水しやすい性質にした後、脱水機で脱水されケーキは、トラックで搬出されます。 | 大雨時に流れてくる雨水と汚水を一時的に貯留します。晴天日に貯留したものを沈砂池に返送し、下水処理を行います。 |