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多様な性のあり方
最終更新日:2023年1月4日
~多様な性のあり方について~
「性」と一言で言っても、そのあり方は多様です。
体の性別とこころの性別が一致しない人や、同じ性別の人を(も)好きになる人(同性愛、両性愛)もいます。
こうした人たちは、性的マイノリティ(性的少数者)と呼ばれています。性的マイノリティには、様々なタイプの人たちがいますが、下記のように英語の頭文字をとって「LGBTQ」とも呼ばれ、性的マイノリティの方を表す総称のひとつです。
(LGBTQ)
L:女性の同性愛者(Lesbian、レズビアン)
G:男性の同性愛者(Gay、ゲイ)
B:両性愛者(Bisexual、バイセクシュアル)
T:生まれた時の性別と自認する性別が一致しない人(Transgender、トランスジェンダー)
Q:セクシュアリティが決められない、分からない、決めないなどの人(Questioning、クエスチョニング)
その他にも、エックスジェンダー(X:男性・女性のいずれかとは明確に認識していない、揺れ動いている人)などの様々なセクシュアリティの方がいます。
また、「性のあり方」の主な構成要素として、「性的指向(Sexual Orientation):恋愛感情や性的な関心がどの性別に向いているか。」と「性自認(Gender Identity):自分の性別をどう認識しているか。」があります。
この性的指向と性自認の頭文字をとって、「SOGI(ソジ)」という言葉が用いられることもあります。
「SOGI(性的指向および性自認)」は、LGBTQに限らずすべての人に当てはまる属性です。SOGIは誰にでも関わりがある大切な性のあり方と言えます。
一人ひとりの個性が尊重され、その能力が十分に発揮される環境づくりを進めていくことは、性的マイノリティの方だけでなく、すべての人が自分らしく生き生きと暮らせる社会をつくるために必要なことです。
正しい知識と相手を思いやる気持ちを持ち、性別に関わりなく誰もが自分らしく生きられる社会にしていくことが大切です。
関連リンク
法務省:性的マイノリティに関する偏見や差別をなくしましょう(外部サイト)