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第62回市民くらしの講座(令和5年1月21日)
最終更新日:2023年2月3日
第62回市民くらしの講座が、令和5年1月21日(土曜)午前10時から正午まで、津島市文化会館2階視聴覚室で開催され、21名の皆さまにご参加いただきました。今回のテーマは、「食品表示じっくり見たことありますか?」と題して、株式会社愛農流通センター代表取締役の江端貴氏にご講演をいただきました。
普段買い物をする時、何を基準に食品を選んでいますか。もちろん基準に正解はありませんが、今回の講座のテーマである「食品表示」は、消費者が合理的に食品を選ぶ際の一つの判断基準になります。例えば、サラダミックス。様々な野菜の入ったサラダミックスは加工食品に該当し、生鮮食品とは違い、基本的に産地表示義務がないこと(重量の半分以上が1種類の野菜の場合は、その野菜のみ産地表示義務あり)。また、「輸入又は国産」という表示は、過去に国産を使用した実績があれば、現商品で国産不使用でも「国産」と表示できること。他にも、食品表示に関する有益なお話がたくさんありましたが、何となく買い物をするのではなく、選ぶ際の自分なりの基準を持つことが必要です。
添加物の話の中では、果汁5パーセントのオレンジジュースを作るのに、講師自ら添加物を使用し、出来上がるまでの過程を実演していただきました。
最後に、私たちが豊かな食生活を送るためにも、手作り体験や食品の製造過程を知ることが大切であるとのお話がありました。
参加者の皆さまは、日頃から食生活に関心のある方が多く、熱心に受講されており有意義な講座となりました。
第62回市民くらしの講座の様子
