ページID:645553874
天王川公園
最終更新日:2024年10月30日
木曽川の支流である佐屋川に合流する天王川は、江戸時代まで当時のまちの中央を流れていました。現在は市の西部、天王川公園に丸池として残っています。水上交通の要衝として津島の地に大きな繁栄をもたらした天王川公園周辺は、今日ではその歴史的情緒と自然の豊かさを活かしながら、市民の暮らしに潤いを提供しています。とくに公園を彩る四季の移り変わりは美しく、桜、藤、睡蓮、紅葉、雪景色などの風景は、訪れる人の心を和ませています。そんな天王川公園の美しい景観を守り、憩いの場や観光地として広くPRしようと、昭和56年(1981年)に「天王川八景」を選定しました。
天王川公園指定管理者
天王川公園は令和5年4月1日から、指定管理者による公園全体の管理運営を開始します。
指定管理者のホームページでは、園内マップやイベント情報を公開しています。お出かけの際にはぜひご確認ください。
天王川公園の四季
春には公園を囲むようにしてソメイヨシノが咲き誇り、ゴールデンウイーク頃には公園の主役を藤にバトンタッチ、藤棚の近くにはヤエザクラが咲きます。初夏からは中之島の橋周辺に睡蓮が咲き、白い可憐な花びらで訪れた人たちを楽しませ、7月下旬には尾張津島天王祭の舞台としてたくさんの人たちでにぎわいます。彼岸花が秋の訪れを知らせると、公園一帯が紅葉に包まれます。冬になって雪が降ると、天王川公園はいつもとはまた違った風景を見せてくれます。
春
夏
秋
冬
天王川公園で行われるお祭り
尾張津島藤まつり
市の花にも指定されている藤の花。津島は昔「藤浪の里」と呼ばれていたほど、藤の名所として知られています。中でも天王川公園の藤棚は規模も大きく、その美しさは圧巻です。
そんな津島の藤を満喫できるのが、毎年4月の中旬から下旬に天王川公園で行われる「藤まつり」です。長さ275メートル、面積5034平方メートルにも及ぶ藤棚の下、爛漫と咲く藤の姿とその甘い香りが楽しめます。また、期間中の夜にはライトアップも行われ、疏水を染める藤の群房は、幻想的で雅な世界を彩ります。
天王川公園の藤棚
ライトアップされる藤棚
尾張津島天王祭
日本三大川祭りの一つに数えられ、津島神社の祭礼である天王祭。長い歴史を持つこちらのお祭りは、永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いの2年前に、織田信長が夫人同伴で、
祭礼は7月第四土曜日の「
豪華絢爛なまきわら船 宵祭
燦爛たる車楽舟 朝祭
園内案内
夏季は噴水が稼働します
かつて水上交通の要衝だった天王川公園周辺は今では地域で暮らす人々の憩いの場所です。ウォーキングやランニング、景色や季節の花を愛でたり友達同士で遊んだり、芝生に寝転んだり、噴水で水を浴びたり…、時にはただただゆったりと時間が過ぎるのを楽しんだりと、公園を訪れる皆さんが思い思いの過ごし方をしています。ふらっと立ち寄れば、あなただけの天王川公園の楽しみ方が見つかるかもしれません。
芝生の広場でのんびりとした時間を楽しむ
アスレチックに子ども心がくすぐられるかも