姉妹都市ハーキュリーズ市

ハーキュリーズ市（City of Hercules）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州中西部のサンパブロ湾東岸に位置する、人口約25,000人の都市です。
津島市とハーキュリーズ市は、昭和56年（1981年）11月5日に姉妹都市提携を結び、それ以来継続的に交流を行っています。現在（平成22年から平成30年）は、津島市国際交流協会（外部サイト）が主体となり、隔年で派遣事業・受入事業を実施しています。

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ハーキュリーズ市は、当時サンフランシスコで火薬製造業を営んでいたカリフォルニアパウダーワークス社が当時人口希薄地帯であったサンパブロ湾東岸に設置した「ハーキュリーズ工場」と呼ばれる火薬工場を起源としています。
この工場では、発明されたばかりの大威力火薬であるダイナマイトを製造しており、その威力をアピールするため、ギリシャ神話の豪傑ヘラクレス(Hercules)にちなみ、その英語読みである「ハーキュリーズ火薬」という商品名で販売されました。
工場が1881年に操業を開始してからは、多くの人が仕事を求めてこの地に移り住むようになり、1900年には町が成立しました。初の市議会は、工場の幹部によって構成されており、町は工場名及び商品名にちなんで「ハーキュリーズ市」と呼ばれることになりました。
以後、ハーキュリーズ市は工場の企業城下町として発展しましたが、経営多角化の失敗や原材料費の高騰等により、1970年代に工場は閉鎖しました。
1980年代からは、サンフランシスコ都市圏のベッドタウンとして発展し、多様な人々が共生する、安全で住みやすい都市として評価されています。

1900年

約25,000人（津島市：62,733人）

約51.76平方キロメートル（津島市：約25.09平方キロメートル）

アメリカ合衆国カリフォルニア州コントラコスタ郡（サンフランシスコ北東約30キロメートル）

ダン・ロメロ氏