市長からのメッセージ（平成28年3月号）

【市長からのメッセージ3月号】
　津島神社の開扉祭（おみとまつり）を3月9日（水曜）（旧暦の2月1日）にひかえ、まだまだ寒い日が続いていますが、春は、もうすぐそこまで来ています。市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
　3月は、市の当初予算等を審議するため、平成28年第1回津島市議会定例会が開会されます。平成28年度も、引き続き、私が掲げる5つの『つしま成長戦略』の着実な実行を、市政の重点項目と位置付け、予算の編成をしています。この5つの成長戦略を実行し、津島市の特性を活かし、地域経済を活性化させることで、地域の活力を向上させてまいりたいと考えています。
　『つしま成長戦略』に関連する、主な事業1点目、「子ども・子育て応援都市、つしま」につきましては、「地域子育て支援センター事業」として、平成27年4月の東地区子育て支援センターに続き、西地区子育て支援センターも、本年4月から土曜・日曜も開所し、子育て家庭に対する育児支援を行います。併せて、中央児童館におきましても、夏休み期間中の開館日・開館時間を拡大します。また、平成27年度に引き続き、「つしま子育て応援券事業」を行います。
　2点目、「防災・減災のモデル都市、つしま」につきましては、「庁舎防災機能等整備事業」、災害時の飲料水を確保するための「耐震性貯水槽整備設計事業」、そして、災害時に、家具等の転倒による2次災害を防ぐ、「家具転倒防止金具取付事業」など、災害への「備え」を進めます。
　3点目、「地域の特性を活かした交流都市、つしま」につきましては、地域の魅力を集め、発信し、市民が愛着・誇りをもてる活力あるまちづくりを進めるために「シティプロモーション推進事業」を、平成27年度から取り組んでいます。平成28年度は、津島の魅力を映像化する「シティプロモーションビデオ作成事業」「統一名刺デザイン作成事業」を進めます。また、来年の3月には、市制施行70年を迎えます。市民の皆様、一緒に「市制施行70周年記念事業」を取り組みましょう。さらに、「第8回愛知県観光交流サミット」の開催や「尾張津島天王祭の車楽舟行事」のユネスコ無形文化遺産登録を見据えた事業展開など、魅力的な事業を進めるとともに、市内の歴史的・文化的な地域資源が豊富な津島駅西地域の「歴史・文化ゾーン」のまちづくりを推進していきます。
　4点目、「地域経済が活性化する発展都市、つしま」につきましては、「創業支援事業」「企業誘致推進事業」「社会資本整備事業」など、「元気な津島」の実現に向け、一歩一歩着実に事業を展開していきます。
　最後に、5点目、「いつまでも健康で暮らす都市、つしま」につきましては、市民の皆様の健康を守るためには、医療体制の充実を図ることも大切です。地域医療の中核を担う津島市民病院が、地域の医療機関と連携することで、安心して医療を受けられる体制にしなければなりません。市民病院では、本年3月から「地域包括ケア病棟」を48床設けて、在宅復帰に向けた支援を行ってまいります。また、「第2期健康日本21津島市計画」や「地域福祉計画」を策定しています。地域をベースに、全ての世代で、健康づくりの取り組みを進めていきましょう。
　市長に就任し、任期の半分を経過いたしましたが、今後とも、さまざまな事業を積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に、住んでよかったと思っていただける津島のまちづくりを目指してまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

　平成28年3月
　　津島市長　　日比　一昭