市長からのメッセージ令和4年1月号

　
　あけましておめでとうございます。　
　市民の皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

　昨年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のなか、新型コロナウイルス感染症対策と、経済活動を回復軌道に乗せる取組を実施してまいりました。本市における新型コロナワクチン接種は順調に進み、3回目の新型コロナワクチン接種も始まりました。ご協力をいただいております医療従事者の皆様に感謝を申し上げます。

　昨年は、新型コロナウイルス感染症対策事業（第5弾から9弾まで）としまして、小中学校に整備した1人1台タブレット活用促進のためのICT環境整備、主要な避難所のフリーWi-Fi設置、名古屋鉄道とのタイアップ事業「つしまちあるきキャンペーン」、プレミアム付商品券事業、スマホアプリを活用した健康づくり「笑顔で健幸」大作戦事業などのほか、国制度に関する事業とあわせて合計39事業を実施いたしました。今後も、引き続き感染防止と経済対策の両立に取り組んでまいります。

　市民の皆様にお約束申し上げた「つしま成長戦略第2弾」に掲げた5つの取組を着実に進めると同時に、昨年新たにスタートした都市計画マスタープランにおいて、今後10年先の津島市を見据え、将来に向けたまちづくり戦略を定めています。

　津島駅周辺を本市の正面玄関と位置づけ、市内の東西南北それぞれに玄関口を位置づける「玄関構想」によるまちの再構築を進め、名鉄津島駅を「都市核」、津島神社を「歴史核」、天王川公園を「自然核」と位置付け、歴史的文化資産を活かしたまちと駅が連携した魅力ある「都市の拠点」を創出してまいります。

　また、昨年、デジタル庁が設置され、国を挙げてデジタル化が推進されております。本市においても昨年4月から総務デジタル課を設置し、民間からデジタル推進アドバイザーを迎え、積極的にデジタル化を推進しております。引き続き行政手続きのデジタル化・オンライン化を進め、市民の皆様の利便性向上に努めてまいります。

　
　市民の皆様が「住んでみたい」「住んでよかった」と思っていただけるよう、「しあわせ実感都市、つしま」を目指して全力で取り組んでまいります。

　本年が、市民の皆様にとりまして、幸せな一年となりますことをお祈り申し上げます。
　
　令和4年元旦
　　津島市長　日比　一昭